脳内トレーニング
雷牙は今年11月で3才になった。時間は経つのは遅いが振り返ると早い。
雷牙は3才になるまで、いろいろなトレーニングをしてきた。その一つが手を使うと言う事である。
餌を与えられている犬、特にドライフードなど食べやすい物を与えられている犬に、肉の固まりや骨付き肉を与えたら、どのようにして食べるのか?
個体差はあるが、食べ方が解らず、その餌の周りを回り、肉を鼻でつついたり、食べたいけど食べられない。そう言った行動を取ることが多い。
犬たちは、自分の喉の大きさを知っている。だから、飲み込める大きさの物は、噛まずに飲み込む。飲み込めない大きさの物は噛みちぎって飲み込める大きさに噛みちぎり食べる。
肉の固まりを与えた場合、口だけで噛みちぎれる時は食べれるのだが、だんだんと小さくなり、肉を食べようと思っても、肉が逃げてしまい噛みちぎれない。手を使うことを知らないからだ。
骨付き肉も同じで、手を使わないと食べれない。
これが、トレーニングしてゆくと、手を使って食べることを自分で考え、肉や骨を手で押さえて食べるようになる。ごく自然の行動だ。
一度、試してみてください。自分の愛犬達がどのように物を食べるか?
狼と飼い犬との違いのひとつは、餌物をどのように捉えるか?いかに効率よく、エネルギーを使わずに捉えるか?狼は自分で考えて行動していると言う事である。
雷牙が骨付き肉を食べている所です。
手を使って骨を押さえて食べています。骨だけを与えると、骨はかじれますが、肉をちぎって食べる事は覚えないのです。
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