2011年11月24日 (木)

脳内トレーニング

雷牙は今年11月で3才になった。時間は経つのは遅いが振り返ると早い。

雷牙は3才になるまで、いろいろなトレーニングをしてきた。その一つが手を使うと言う事である。

餌を与えられている犬、特にドライフードなど食べやすい物を与えられている犬に、肉の固まりや骨付き肉を与えたら、どのようにして食べるのか?

個体差はあるが、食べ方が解らず、その餌の周りを回り、肉を鼻でつついたり、食べたいけど食べられない。そう言った行動を取ることが多い。

犬たちは、自分の喉の大きさを知っている。だから、飲み込める大きさの物は、噛まずに飲み込む。飲み込めない大きさの物は噛みちぎって飲み込める大きさに噛みちぎり食べる。

肉の固まりを与えた場合、口だけで噛みちぎれる時は食べれるのだが、だんだんと小さくなり、肉を食べようと思っても、肉が逃げてしまい噛みちぎれない。手を使うことを知らないからだ。

骨付き肉も同じで、手を使わないと食べれない。

これが、トレーニングしてゆくと、手を使って食べることを自分で考え、肉や骨を手で押さえて食べるようになる。ごく自然の行動だ。

一度、試してみてください。自分の愛犬達がどのように物を食べるか?

狼と飼い犬との違いのひとつは、餌物をどのように捉えるか?いかに効率よく、エネルギーを使わずに捉えるか?狼は自分で考えて行動していると言う事である。

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雷牙が骨付き肉を食べている所です。

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手を使って骨を押さえて食べています。骨だけを与えると、骨はかじれますが、肉をちぎって食べる事は覚えないのです。

2011年11月11日 (金)

ライガドライフードの効果1

RAIGAフードを与えるとどう変わるのか?

もちろん、個体差があるので、ここに書いた通りになるとは限らないが、ほぼ、書いたように変わっていくと思う。

100%、RAIGAフードに切り替えて約1ヶ月の間に、口臭の強いワンちゃんは口臭が薄くなってくる。口臭の原因は、一つは犬の歯垢によるもの。もう一つは、胃から出てくる匂いである。一般に、ドライフードの消化時間は約8~9時間かかる。犬に給餌してから長い時間、胃にドライフードが残っているので胃から出てくる匂いは消す事ができない。だとすれば、与えているドライフードが臭くなければ、その匂いは軽減される。

ライガフードはほとんど匂いが無い、もちろん、無臭ではないが、他の市販フードと比べると嫌な匂いはしない。

これが比較的早く判る効果である。

2011年9月15日 (木)

ドッグフードの販売を始めた訳

今から約5年前、まだフードにそんなに感心がなかった頃です。

ラブのMIX、アルとリーフが居て、安いフードからプレミアムフードまで色々と食べさせていました。何が良いかも全然感心がなかったのです。ある日、何気なくペットショップでフードを見ていましたら店員さんが声をかけてくださりフードを勧めていただきました。
「此方のラムアンドライスのフードはいいですよ」とプレミアムフードを進めていただき言われるがままにそれを購入して犬達に食べさせていました。そのフードを食べさせて3~4日後、アルの方が後ろ足で顎をかき出したのです。良く見てみると、顎が赤みがあり痒そうなのです。そう思いながら、2週間が過ぎ気がつくと、後ろ足の内股の毛が抜けてはげ状態になってしまいました。

Aru

かわいそうですが、まだフードが残っていましたので2匹に食べさせ、別のメーカーのラムアンドライスに切り替えたのです。しかし、アルの症状は改善されず、今度はリーフまで顎をかき出し、フケが多く出てきたのです。これは変だと思い、違うメーカーにまた切り替えました。そのドライフードに切り替えてからは、2匹とも症状が落ち着き改善されて行きました。

普通なら、これで落ち着き、そのフードを食べさせていくのですが、かなりドライフードに疑問が湧いたのです。
疑問1、メーカーが違う3社の内2社のラムアンドライスで2匹にアレルギー反応がでた。
疑問2、1社のフードには2匹ともアレルギー反応は出なかった。

メーカーが違うからフードの特色の違いはあるだろうと思うが、ラムとライスに反応したわけではないと思われる。だったら、何が違うのか?成分を見比べても判らない。
「皆さんは、こう云う経験はありませんか?」私は、これがきっかけで、フードの勉強をしだしたのです。
この事がなければ、ドライドッグフードの販売をすることはなかったと思います。

次につづく

2011年8月26日 (金)

DINGO

最近、DINGOのトレーナーのIT(日本では3名)の内のお一人の方と犬の食事の件で話す機会があり、勉強させていただきました。

色々な話をした中で、勉強になった事を書いて見ます。

よく、犬の先祖は狼であろうと言われていますが、本当の所はどうなのでしょうか?

確かに、狼と犬は交配ができる事では、同じ種族である事に間違いはないと思われる。狼と言われる種は、赤道から北に生息していて、北に行くほど体が大きくなる。しかし、私たちが狼と言われて想像するのは、大きく、頑強な立ち耳の獣である。しかし、南の方に行けばいくほど、何かキツネの様な感じになってくる。

コヨーテも狼と言えば狼である。私がアリゾナの砂漠にあるステーキハウスでバーベキューをした時、遠吠えを聞いた。現地のアメリカ人に聞いたらコヨーテと言っていた。

犬は、先祖が狼なのではなく、犬そのものが狼なのだろうと思う。生息地域や環境の違いで大きさが違い、外観なども違うのだろう。

その犬達(狼)が人間に飼われ、狩りの目的に合うように交配をして、人間が作りだしたのが、今の犬達の種類になったのだと思う。

例えば、鳥を撃って、その鳥を人間の下に運ぶ役目をさせる犬を作った。それがレトリーバさせるので、○○○レトリーバという名前がついている。

シェパードも同じである。シェパードと言う言葉を聞けば、ジャーマンシェパードを連想するが、シェパードと言う意味は牧羊犬なのである。

今の犬種は目的があって人間が作り出したのである。

2011年7月12日 (火)

犬の食事(4)

私は、無添加のドライドッグフードを販売している。無添加でリーズナブルに販売しているつもりである。

私どものRAIGAフードを食べさせていただいている飼主さんには、必ず、トッピング(手作り)をして食べさせてくださいと勧めています。理由は、一番には栄養の不足分の補給です。一応は、総合栄養食なのでそれだけでも十分な栄養分は吸収できます。しかし、加工した栄養ではなく、本当に生の新鮮な栄養も与えて欲しいこともあり勧めています。

第二には、ドライフードだけだと、飽きてきます。犬も毎日毎日、同じものだけではやはり飽きてきます。飽きさせないためにもトッピングして、愛情を注いで欲しいです。

私は前々から、肉食獣が自然のままの食事(餌)に近づける為には何をトッピングすればよいのか?と考えていました。手に入る食材、手に入らない食材がありますが、究極の食材が手に入る事が分かり、それを販売する事になりました。

欧州のブリーダーでは昔から食べさせている食材ですが、日本ではまず手に入りません。特別なルートがあれば日本でも入手できるかもしれませんが、そんな話は聞いたことがありません。

自然界はピラミッドになっています。肉食獣を頂点に草食動物、草、木、などの樹林です。肉食獣は草食動物を餌にしています。その肉食獣が一番先に食べるのが内臓です。内臓の中でも、肉食獣が外部から取り入れている栄養の多くは反芻動物の第4番目の胃です。この胃の事をトライプと言うのです。

人間の食べるホルモンの中のミノやセンマイといったところでしょうか。何も処理をせず、そこだけを細切れにした食材をグリーントライプと言われています。

グリーントライプの中には乳酸菌や消化酵素といった草食動物から得られるプロバイオテクスを摂取する事ができるのである。

これをRAIGAドライフードにトッピングして与える事で、肉食獣の本来の餌に近づけたと思う。

犬の食事(3)

犬の食事(2)で、日本の手作り食の文化を、西洋の犬達に与えるのは問題があると書きました。それは、客観的に見た場合に肉食獣に白米を食べさせる事の違和感を感じるからです。私の考えは、やはり生食が一番良いと考えています。その次には手作り食です。3番目は、ドライフードを含めたドッグフードです。

ドッグフードはダメだ!って言われる方もいますが、総合的にみて、やはりドッグフードが一番栄養的にバランスがよいと考えます。

ドッグフードの何が悪いのか?

先ず、第一番には、内容物だろうと思います。色々とドッグフードが怖い話としてささやかれていますが、厳しく管理された物、食材であれば問題はなくなります。

2番目には、保存期間です。かなり長い保存期間を取っています。水分量が10%以下で製造されていれば、半年は問題ないです。それ以上の保存期間があるフードは、保存料が添加されていると考えたほうがよいです。なれば、無添加のフードであれば、この問題もなくなります。

3番目には、製造方法です。いかに高温で処理されていても、成分表で確認でき保証されている値であれば問題はないと考えられます。

結論をいえば、不足するかもしれない栄養分を、トッピングなどで補えば、ドッグフードはバランスの摂れた栄養食であるといえます。

2011年6月10日 (金)

嬉しいお便り

RAIGAⅡのフードを食べていただいている、黒のスタンダードプードルのワン君です。近況を知らせてくださいました。

何も問題が無く、元気な子です。ご夫婦ですごく可愛がられて、奥さんも一緒に寝ているそうです(笑)

体重は27キロになりました、相変わらず体臭もなく、調子がいいです
フードが切れたとき、一日だけ朝晩市販のフードをあたえたとき
いきなりおなかの調子をくずしました
○○にはRAIGAが本当にあっているようです

毛並みも自然な感じで、もともとプードルですので抜け毛や体臭はマシな
犬種なんでしょうが、本当にとにかく良い!のひとことにつきます私はとても気に入ってます!
前回のフードも○○は気に入ってたべています。食いつきもよく、
よりごのみもしません!なによりおなかの調子がずっといいです。
よくおなか壊しがちだったので、これがほんとうに一番うれしく、ウンチも
少し弾力のあるいい感じのものです!!

RAIGAフードは、何の問題のない子に食べていただきたいです。

そして、元気にワンライフを過ごして欲しいです。

嬉しいお便り、ありがとうございました。

悲しい知らせ

最近、私のブログを見て連絡を下さった狼犬の仲間です。
悲しい知らせで、まだ、返事を出せないでいます。
原文をそのまま載せます。(つらいです)
狼犬レオン 97%(13才推定年齢95才)

2011年6月5日天国に旅立ちました。
最後は安楽死です。
苦渋の決断でした。
5日の午前3時ぐらいに最後の力を振り絞り彼は、寝たきりで立ち上がれるはずのない
後足を
引きづりながら立ち上がり最後の脱糞をすませ、また虫の息で横たわりました。
これからは、彼にとってとてつもない辛さがあると判断した私は妻と相談し安楽死を
決断しました。
朝、体調はかわらず辛そうでした。
二階で連絡を済ませ降りてきた私をぐったり寝ていたレオンは振り返り見ました。
その瞬間、脱衣所に私は飛び込みました。
38歳にもなって子供の前にも関わらず大泣きをしてしまいました。
私の足を膝枕に病院まで連れて行きそのままの状態で注射をしてもらい天国に旅立ち
ました。
彼は、最後に私の手をなめました。
私が異変に気づいてからは、どんなに顔を近づけてもなめることはなかったのに最後
に。
おそらく彼は、死が解っていたから私との距離をとったのだと思います。
もしかしたら、誰の手も借りる事なく死にたかったのかもしれません。
でも私には苦しがるのが見ていられませんでした。
しかしながら、えらいであろう痛いであろうのに最後まで泣く事もしませんでした。
安楽死の時に最後先生が「どんな犬でも最後の一息をするはずなのに彼はそれがな
かった、本当にぎりぎりだった
のでしょう」といいました。
誇り高き狼の血はすごいです。
今思うと、病気に気づく前に毎日、毎日夕方になると遠吠えをしていたのを思い出し
ました。
それが彼のメッセージでそれ以来鳴く事をやめました。
もっと早く気付いてやるべきでした。
弔いは、火葬にしました。
骨は一部持ち帰り庭にトーテムポールを建てその下に埋めてやるつもりです。
牙は、焼いて残ったものをペンダントに入れお守りにしています。
向こうに行って牙がないのでは、食べたい物も食べれないと思い本当はそのままの牙
が良かったのですが
焼いて残ったものにしました。
振り返って私を見た目が忘れられず、動く事を止めたり目つむると思いだし眠れませ
ん。

狼も普通の犬と同じ生涯なのでしょうか?
レオンは病気でなくなりましたが、それがなければ大型にも関わらずもっと生きたの
ではと思います。

彼は虹の橋を渡りました。虹の橋では狼の誇り高き遠吠え(ホール)で、野原を駆けずり回っている事でしょう。
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2011年6月 8日 (水)

嬉しいお便り

北海道でエスキモー犬を飼われている方がRAIGAⅡのフードを試食していただきました。

今は、ナチュラ○チョ○○を食べさせていると言う事です。少し(だいぶん便が硬く状態が・・・)合わないと思い、フードを探されていたようです。

保護活動をされている方のブログからライガフードを知り、電話してきてくださいました。お話の結果、試していただきました。

結果は、

早速、試食してみました〓
油ギッシュでなくてサラリとしていて硬めでした。

食べてみました〓かたぁ~いクッキーデスねホントに…。息子は“あれっ…〓”って顔していましたが完食でした。

元々カリカリとかじって食べてくれる子なのですが今まで以上にカリカリ音が長かった〓デス。やはり便が気になります。体重は36~7キロがベストデス。胃捻転、腸捻転が一番怖いので食後はいつも絶対安静?です。食いしん坊万歳な子です。

日曜日の晩ご飯からライガⅡ一気に替えてみました〓
結果…〓〓月曜日の朝の便…半分は明らかに違う色でツートンカラー〓と化していましたし硬さも仰った通り“カッチカッチやで〓〓”としっとり系とこちらも2通りでした。夜のお散歩は“完璧ライガⅡだなこれは”色でした〓硬さも最後のピンポン玉くらいが軟便でしたが取れない事も無く〓でした。
これで決めてみたいとおもいます。

とりあえず、便の状態も良くなりよかったです。

健康に長生きして欲しいですね。

嬉しいお便り

ペットシッターさんからの嬉しいお便りです。

8歳~9歳になっている保護犬の黒ラブ君を飼う事になって、最初はオリジ○を食べさせていました。そのまま食べさせていたら良くなっていたかどうかは判りませんが、RAIGAⅡに変えていただきました。

今、食べていただいて8ヶ月~9ヶ月になります。

当初は、皮膚の状態、フケ、毛艶など色々問題がありました。

メールで近況を知らせていただきましたが、その中の一文です。「この前ちょっと用事で病院に行きましたが、「ほんとに毛艶も皮膚の状態も良くなったよね~」と獣医さんに言われたそうです。

飼い出した当初は毎日掃除機をかけていたそうです。私が2011年の1月に会った時は、少しまだフケが出ていたと記憶しています。

とにかく、獣医さんにもお墨付きをもらえたようで、良かったです。

健康で長生きして欲しいですね。


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